くまともの活動報告

日本共産党福島県委員会の、くまがい智常任委員の活動報告です。

いよいよ公示!歴史的な選挙戦、最後まで走り抜けます!

 いよいよ、歴史的な参院選の火蓋が落とされました。この選挙はなんとしても野党と日本共産党の躍進を勝ちらなければならない大事な選挙。
 福島での野党共闘の勝利と、日本共産党のいわぶち友さんを押し上げるために、私、熊谷智もこの18日間全力で県内を走りぬきます。ぜひ街頭からのご声援よろしくお願いします。

 公示日は午後2時から、福島駅前で、日本共産党比例候補のいわぶち友さんとともに訴えました。

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 福島で野党共闘で力を尽くしてきた、ふくしま県市民連合の那須さん、青年グループDAPPEの大橋さんもあいさつ。

 私は、この間の党県議団事務局長から今までの活動も含めて、福島でたくさんの政治への願い、訴え聞いてきたことを思い浮かべながら、「福島のさまざまな複雑な状況に、きちんと光があたる政治にするためにも、なんとしても安倍政権を退陣させ政治をかえたい。福島から国会議員議席を送るためにも全力でがんばります」と決意を込めて訴えました。

 

 公示日の朝は、市民連合と野党統一候補・ましこ輝彦さんの第一声に参加。民進党共産党社民党、共闘を求めて声をあげてきた市民のみなさんのそろい踏みです

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「武力で平和はつくれません。太平洋戦争の痛恨の反省に立って、戦争のない世界に向けて名誉ある地位を占めようと努力してきた、戦争しない日本、戦争しない日本人を安倍首相の手から守り切ろう!」
 ましこ候補の挨拶にしびれました。私も頑張ります!

高浜原発の再稼働について―「原発は安定供給、安価、環境性能の面から当面は活用」と経産省官僚。

1月29日に関西電力高浜原発が再稼働されました。

震災・原発事故からのこの5年間の福島県民の苦悩と苦労、そしていま原発事故など終わったことのように扱い除染や賠償・支援を打ち切ろうとしている政府と東電の姿勢を思い起こすにつけ、非常に強い怒りが込みあげてきます。

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先日行われた、東北六県の参院選予定候補による省庁交渉に福島県からいわぶち友比例予定候補と一緒に参加してきました。1月28日、まさに再稼働の前日です。

福島第二原発廃炉原発ゼロの政治決断」「住民置き去りの期限を切った強引な避難解除の中止」「従来通りの方法での営業損害賠償の継続」など、福島県からの要望は主に経産省に対して‟県民切り捨て”政策の実施中止を求めるものでしたが、経産省の官僚は原発依存のエネルギー基本計画に関わって、表記の「原発安定供給、安価、環境性能の面から当面は活用」するという立場を示したのです。

一つの過酷事故で少なくとも数年に渡り全国で発電ストップする原発を「安定」しているとする感覚が現実離れしていること。除染も賠償も渋り、中途半端に終わらせようとしながら発電コストだけ取り出して「安価」とするのは福島の現実を見ないごまかしそのものであること。原発は環境に良いと言うがCO2だけが環境汚染の原因ではないこと。

などを厳しく指摘し、原発事故の特異性を踏まえたこの5年間の諸施策を今後も継続するよう強く要望してきました。 

2月になってしまった!

今年も早いもので残すところ11カ月を切りましたね。

色々な団体の皆さんとの懇談や街頭宣伝、旗びらきや新春のつどいなどでの挨拶とばたばた走り回っております。ゆっくりパソコンの前に座る時間がそもそも取れないこともあり、ブログ更新の難しさを実感している2月2日でございます。

候補者発表から1カ月半が経つなかで、甘利問題を契機に「政治と金」の問題が焦点の一つになっており、今日は腰を据えて演説内容のブラッシュアップに時間を使いました。

 

「山の牛な」

先日11日の成人の日に、郡山市の北西部に位置する石筵(いしむしろ)地区で、地域の農業青年のたまり場にお邪魔しました。
地域の世話役の方と一緒に急に訪れたのですが、40〜70代の皆さんがダルマストーブを囲んでわいわいやっていて、まあまず汁でも食え、と鍋物を振る舞ってくれました。
「これは牛ですか?」「うぇっヘッヘッそんだ、山の牛な」「牡丹ても言うけどな」ああそうか。
「自分たちでブッてきたヤツですか」「んだんだ」
から始まって、ひとしきりイノシシ害や熊の恐さが話になった後に、急に一人が「野党はあれ共闘しねえと駄目だぞ?独自候補にこだわったらダメだ」と言うと、すかさず隣が「それで議席は取れたにしたって、てんでばらばらな奴らが一緒にやるなんて土台無理だべ。国会のあれ見ろほれ」と返す。
長老的にどっしり構えてた人が「民主党がなんの約束もしねで下がれなんて話はそもそもあんめ、力になんねぇよ」と答える。
青年団や農民運動で磨かれてきた地域だと聞いてお邪魔しましたが、ひっくり返りました。
案内してくれた方が、「誰かしんぶん取ってくんにぇことには熊谷さん帰れねんだよ、協力してよ」と言うと、「分かった分かった。いいよ、誰かしらここにいっからここさ届けて」ということになりました。

聴く耳、話す口を持った男だと、この人たちに思ってもらえる人間でありたいとつくづく思ってその場を離れました。熱々の牡丹汁うまかった。ごちそうさまでした。

「政治の季節」

ちっとも雪の降らない季節感のない福島のお正月です。季節感と言えば、最近「政治の季節」を感じることがありました。

1月7日に県委員長と私で県中小企業団体中央会や県商工会連合会、福島商工会議所などに新年の挨拶に伺ったところ、それぞれ専務や事務局長が時間を取ってくださり、原発事故の賠償問題や中小企業をとりまく経済状況について、北東アジアの平和をいかにつくるかなど、アポなしで行ったにも関わらず大いに懇談が盛り上がったのです。

おりしも訪問前日に北朝鮮による「水爆実験」が行われたこともあり、どのくらいの危険度と認識しどうやって北朝鮮の暴走にストップをかけるかなどの質問も出されました。政権を担いうるだけの外交安全保障政策を日本共産党は持っているのか、との思いが質問の裏にあるように感じ、身が引き締まる思いでした。

商工団体の皆さんが、東電の営業損害賠償の対応が強硬になっていることについて「問題は政府の指針にある」と語り、昨年6月の「改定福島復興指針」が打ち切りの根拠との認識で私たちと一致したことが非常に新鮮でした。

消費税の再増税もさることながら、外形標準課税の強化が現実になれば、地域の中小企業は苦境に追い込まれ、地域経済の底が抜けてしまいかねないという危機感が口々に語られたことも印象に残っています。

別れ際に「自分の県職員時代の友人も『これから国会前の行動に行ってくる』とメールをくれたりする。時代は変わったなあ」という話が出る場面も。3団体でたっぷり2時間、政治の季節だなあとつくづく感じました。

〇〇〇はじめました

なんのことはないブログなんですけどね。

日本共産党参院選福島県選挙区予定候補・くまがい智です。これからどうぞよろしくお願いします。

昨年12月に記者会見で参議院選挙への立候補を発表してから、お正月をはさんで早くもひと月が経とうとしています。前職は共産党福島県議団の事務局長だったので、忙しさの質の違いに戸惑うことしばしばの一か月間でした。候補者として多くの方と対話する中で、「戦争だけはくり返してはいけない」という声とともに、独裁的な安倍首相の政治に対する不安も口々に寄せられます。

戦争法廃止の新しい政府実現は、とりもなおさず国民の声が届く政治づくりです。夏の参院選をその大きな第一歩とするために、候補者として全力でがんばります。